2012/1/28 伊豆の国市「鵺ばらい祭」レポート

「鵺ばらい祭」は平安時代にこの地で産まれた絶世の美女‘あやめ御前’の旦那さんである源頼政が夜な夜な宮中に出没する鵺を退治したという故事にならったもので、旧伊豆長岡町の時代から行われている伝統的な祭です。

鵺(ぬえ)とは、、、頭が‘猿’・胴体が‘虎’・尾が‘蛇’という伝説上の妖怪のこと。

さて、どんな姿をしているのでしょうか・・・?

こんな姿です↓↓↓↓↓↓

この日は夜中に雪がパラつく程の寒い日で、出番前の鵺たちも寒さに震えていました。

鵺に扮しているのは地元中学生たちで、この祭で「鵺踊り」を披露します。

祭のプログラムとしては、先ず市内長岡温泉街の湯らっくす公園で弓道会による鵺退治(弓のデモンストレーション)から始まり、鵺踊りの披露、豆まき・餅まきが行われます。

鵺踊りは、源頼政と家臣の侍・小鵺・中鵺・大鵺・村人・神官・太鼓方で構成されます。

村人たちが松明を手に鵺の捜索でしょうか・・・?

お囃子のリズムに合わせて鵺たちが登場!

頼政との対決が始まります。

危うし、鵺たちに取り囲まれる頼政主従!

小鵺・中鵺をことごとく退治すると、そこへ大鵺が登場!

しかし、勇敢な頼政主従は大鵺を見事退治するのでありました。

退治された鵺の供養のため神官が登場しお祓いをします。

鵺踊りが終了し一同礼。

湯らっくす公園の催しは餅まきで締めくくられました。

会場には何と、リアル鵺も出現!

かなりゴリマッチョです(ˆ◊ˆ)

おや、後ろに新たな鵺が?・・・・・・いやっ、失礼しました、、、

祭の会場は古奈地区へと移り温泉街ではパレードが行われました。

ゴール地点のアクシスかつらぎでは再び鵺踊りが披露されました。

7月には、あやめ御前を主人公とした「源氏あやめ祭」が開催されますので是非、伊豆の国市へお越し下さい。

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